焼き菓子、おむすび、日替わり弁当、組み紐――得意なものづくりで社会とつながる〈Joint Joy〉
断面の美しいバウムクーヘンや、手にすればずっしり重く、口の中でしっとりほどけるバターケーキ、素朴ながらも味わい深いクッキーなど、〈sweet heart project(以下、SHP)〉の定番焼き菓子を手がける〈Joint Joy〉。2013年に京都府八幡市に設立された就労継続支援B型事業所で、さまざまな障がいのある人が共に活動しています。

SHPの発足時から思いと活動を共にしてきた〈Joint Joy〉は、伊藤忠商事株式会社が運営する〈ITOCHU SDGs STUDIO こどもの視点カフェ〉(東京・北青山)で提供される焼き菓子も担当。SHPを通じてこどもの視点カフェに卸されています。
そんな〈Joint Joy〉の活動はお菓子づくりにとどまりません。バラエティー豊かな具材のおむすび、栄養満点の日替わり弁当、日本伝統工芸品の組み紐、無農薬の野菜づくりなどに取り組みながら、メンバーたちの就労を支援し、さらには地域全体が元気になるような活動を行っています。