
「AOAartは主に日本と北京で、団体としてそれぞれ独立しながら連携して活動しています。障がいに国境はない、というのが私たちの思いです。まずは子どもたちの作品を見てください。」と話す団体理事のアガタサトコさんと向かったのは、流山エルズ(流山市生涯学習センター)。同団体が月に1度開催する、自閉症の子どもたちのアートの才能を引き伸ばすワークショップを見学するためだ。
「完成?やったね!」「いい色合いだね」「次は何を描く?」賑やかな声が響く教室をのぞくと、机の上の画用紙に向かい、絵の具やサインペンを使って思い思いに作品作りをする子どもたちと、保護者やスタッフの笑顔がいたるところで溢れていた。